2019年07月18日
「大学生だった私が,ホームレス自立支援の社会起業家になったわけ」
認定NPO 法人Homedoor講師をお招きして

7/6(土)14時〜16時しなのき
講演会「大学生だった私が,ホームレス自立支援の社会起業家になったわけ」 :無料。
うさぎ脳内メモより
「気づいたらホームレスだった。なろうと思ってなる人は居ない」
「誰にでも起こりうること」
「長野市のホームレスは一名」(公的な統計上)
「女性のホームレスは、3%」 :女性は家がなくなる前に万単位のお金じさんで相談に来る。
:一方、男性は「うまい棒も買えない」状態になっても相談に来ない。
「震災、介護、リストラ、住宅ローン滞納、家屋差押え
交通事故の加害者、家庭崩壊…
裁判/離婚費用、養育費の支払い
就職できず、パワハラに遭って、発病、離職…」
ホームレス問題は、全ての社会課題の 集積である。
ホームレスを襲撃した少年たちの裁判を傍聴してみた結果…
少年たちの家庭も崩壊していた。親にも学校にも、友人にも頼れない。捌け口のない少年たちの怒りが、より弱者へ。
「彼らが、殺したかったのは、
自分たちの未来」 だったのではないのか?うさぎめは感じました。
ノートしたのは、まとめて別立てにてup予定。
現状、コピー機と新PC君との互換性が悪い為か?ノートのスキャンできず。
講師の方とのお写真、講演会中の写真等は、事務局にカクニン後。
実は、わたしが、講演から学びたかったのは、「NPO立ち上げ~起動に乗るまでの経緯」 やはり学生時代に、起業するって大変なことだし、何よりその後、どうやって企業や、民間団体とコラボしてきたのか?その部分が知りたかった訳です。
ホームレス問題には、それほど関心も実感もなかったです。ただ、学生時代に新宿駅構内で段ボールで寝てる人を見かけた衝撃は大きく。都内に行った折々には、「雑誌イシュー」を購入したりはしてきておりましたが。
ホームレスの人の社会的自立を応援する「ビッグイシュー日本版」は350円。
180円が路上販売者の収入になります。 https://www.bigissue.jp/
*生活保護受給者の地域格差: https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/07/s0706-3d.html
「生活保護受給率を決定する要因」 http://www.ner.takushoku-u.ac.jp/masano/zemiron/2012_sawada.pdf
「生活保護による、都市間格差の態様と
地方財政の持続可能性」 https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/43255/1/APPS2_002.pdf
ホームレス状態を生み出さないニホンに
14歳でホームレス問題に出会い、19歳で起業した。
「問題を知ったからには知ったなりの責任がある。」 https://www.homedoor.org/about/
Homedoorのこれから
①路上脱出の選択肢を何種類も
ホームレス状態から脱出したいと思ったら、その人の特技や性格に合わせて
何種類もの支援メニューを提供できることを目指しています。
その種類が豊富で、支援体制が柔軟であればあるほど、より多くの人のニーズに沿うことができると考えています。
②「困ったらあそこ!」
ホームレスになりそうという時、どこに頼ればいいかわからない人が多いのが現状 そこで、
「困ったらあそこに行けばなんとかなる。」という認識を広められるように、また、無一文の状態で相談に来られても、
その日から安心して住める部屋を用意、ゆっくりと、その人のペースで困窮状態から脱出できるような宿泊施設の運営。
③ひとりも路上死しない。
日本の路上で、人が亡くなるの? と思われるかもしれませんが、大阪市内でもひどい時には
年間200人以上が凍死や餓死で亡くなられたという報告がありました。また、襲撃事件もいまだに起きています。
Homedoorでは、
ホームレス問題に関する正しい認識が広まり、襲撃が起きないことを目指しています。
路上から脱出したいと思ったら脱出できるよう、全力でサポート
Homedoor 年表
<2010年>
4月 任意団体としてHomedoor設立
8月 あいりん地区(釜ヶ崎)で喫茶サービス「ココモーニング」開始
<2011年>
7月 就労支援事業「HUBchari」(ハブチャリ) 開始
10月 NPO法人登記完了
<2012年>
3月 第8回キャンパスベンチャーグランプリ 「経済産業大臣賞」「ビジネス部門大賞」受賞
6月 世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)Global Shapersに代表・川口が選出
9月 大阪市住吉区と協働でHUBchari運営開始
<2013年>
4月 大阪市北区と協働でHUBchari運営開始
9月 相談支援事業開始
11月 夜回り活動「ホムパト」開始
<2014年>
4月 就労支援事業「駐輪管理」開始
<2015年>
3月 「大阪府条例指定NPO法人」に認定(府内2番目)
Google インパクトチャレンジ グランプリ受賞
生活応援施設「ホット&ハウス」開始
5月 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 新人賞受賞
<2016年>
5月 生活支援事業「カットモデル」開始
8月 相談支援事業「相談ボランティア制度」開始
10月 宿泊施設「ホムハウス」提供開始
<2017年>
1月 大阪市より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得
物品寄付サービス「モノギフト」開始
2月 関西経済同友会・関西経済連合会主催 関西財界セミナー 「輝く女性賞」
生活支援事業「アンド食堂」開始
7月 青年会議所主催 第31回人間力大賞「内閣総理大臣賞」「グランプリ」受賞
<2018年>
4月 居住支援施設「アンドセンター」開設
11月 ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019「再出発サポート賞」受賞
<2019年>
3月 生活支援事業「Snapshot taken by Homeless」開始
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7/6(土)14時〜16時しなのき
講演会「大学生だった私が,ホームレス自立支援の社会起業家になったわけ」 :無料。
うさぎ脳内メモより

「気づいたらホームレスだった。なろうと思ってなる人は居ない」
「誰にでも起こりうること」
「長野市のホームレスは一名」(公的な統計上)
「女性のホームレスは、3%」 :女性は家がなくなる前に万単位のお金じさんで相談に来る。
:一方、男性は「うまい棒も買えない」状態になっても相談に来ない。
「震災、介護、リストラ、住宅ローン滞納、家屋差押え
交通事故の加害者、家庭崩壊…
裁判/離婚費用、養育費の支払い
就職できず、パワハラに遭って、発病、離職…」
ホームレス問題は、全ての社会課題の 集積である。
ホームレスを襲撃した少年たちの裁判を傍聴してみた結果…
少年たちの家庭も崩壊していた。親にも学校にも、友人にも頼れない。捌け口のない少年たちの怒りが、より弱者へ。
「彼らが、殺したかったのは、
自分たちの未来」 だったのではないのか?うさぎめは感じました。


講師の方とのお写真、講演会中の写真等は、事務局にカクニン後。

ホームレス問題には、それほど関心も実感もなかったです。ただ、学生時代に新宿駅構内で段ボールで寝てる人を見かけた衝撃は大きく。都内に行った折々には、「雑誌イシュー」を購入したりはしてきておりましたが。
ホームレスの人の社会的自立を応援する「ビッグイシュー日本版」は350円。
180円が路上販売者の収入になります。 https://www.bigissue.jp/
*生活保護受給者の地域格差: https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/07/s0706-3d.html
「生活保護受給率を決定する要因」 http://www.ner.takushoku-u.ac.jp/masano/zemiron/2012_sawada.pdf
「生活保護による、都市間格差の態様と
地方財政の持続可能性」 https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/43255/1/APPS2_002.pdf
ホームレス状態を生み出さないニホンに
14歳でホームレス問題に出会い、19歳で起業した。
「問題を知ったからには知ったなりの責任がある。」 https://www.homedoor.org/about/
Homedoorのこれから
①路上脱出の選択肢を何種類も
ホームレス状態から脱出したいと思ったら、その人の特技や性格に合わせて
何種類もの支援メニューを提供できることを目指しています。
その種類が豊富で、支援体制が柔軟であればあるほど、より多くの人のニーズに沿うことができると考えています。
②「困ったらあそこ!」
ホームレスになりそうという時、どこに頼ればいいかわからない人が多いのが現状 そこで、
「困ったらあそこに行けばなんとかなる。」という認識を広められるように、また、無一文の状態で相談に来られても、
その日から安心して住める部屋を用意、ゆっくりと、その人のペースで困窮状態から脱出できるような宿泊施設の運営。
③ひとりも路上死しない。
日本の路上で、人が亡くなるの? と思われるかもしれませんが、大阪市内でもひどい時には
年間200人以上が凍死や餓死で亡くなられたという報告がありました。また、襲撃事件もいまだに起きています。
Homedoorでは、
ホームレス問題に関する正しい認識が広まり、襲撃が起きないことを目指しています。
路上から脱出したいと思ったら脱出できるよう、全力でサポート
Homedoor 年表
<2010年>
4月 任意団体としてHomedoor設立
8月 あいりん地区(釜ヶ崎)で喫茶サービス「ココモーニング」開始
<2011年>
7月 就労支援事業「HUBchari」(ハブチャリ) 開始
10月 NPO法人登記完了
<2012年>
3月 第8回キャンパスベンチャーグランプリ 「経済産業大臣賞」「ビジネス部門大賞」受賞
6月 世界経済フォーラム(通称・ダボス会議)Global Shapersに代表・川口が選出
9月 大阪市住吉区と協働でHUBchari運営開始
<2013年>
4月 大阪市北区と協働でHUBchari運営開始
9月 相談支援事業開始
11月 夜回り活動「ホムパト」開始
<2014年>
4月 就労支援事業「駐輪管理」開始
<2015年>
3月 「大阪府条例指定NPO法人」に認定(府内2番目)
Google インパクトチャレンジ グランプリ受賞
生活応援施設「ホット&ハウス」開始
5月 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 新人賞受賞
<2016年>
5月 生活支援事業「カットモデル」開始
8月 相談支援事業「相談ボランティア制度」開始
10月 宿泊施設「ホムハウス」提供開始
<2017年>
1月 大阪市より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得
物品寄付サービス「モノギフト」開始
2月 関西経済同友会・関西経済連合会主催 関西財界セミナー 「輝く女性賞」
生活支援事業「アンド食堂」開始
7月 青年会議所主催 第31回人間力大賞「内閣総理大臣賞」「グランプリ」受賞
<2018年>
4月 居住支援施設「アンドセンター」開設
11月 ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019「再出発サポート賞」受賞
<2019年>
3月 生活支援事業「Snapshot taken by Homeless」開始
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